アカウントの種別は所属や利用する制度によって異なります。
1. 学内者・課金優遇対象者
学生証・職員証 を持つ方
TSUBAMEを学内者として利用するためには、「学生証」「職員証」を持っている必要があります。
ライセンス上、本学の学生教職員しか利用できない商用ソフトウェアを唯一利用できるアカウントです。
理工学系
- 理工学系ポータルにログイン
- (未実施の場合) リソースメニューの「姓名読み登録」を実施する
- リソースメニューの「TSUBAME4 ポータル」リンクより、TSUBAME4 ポータルに移動して申請
アカウントの有効期限は学生証・職員証の有効期限となります。(年度ごとに上記3.を実施する必要があります)
なお、「学生証」所有者のうち、科目等履修生・特別聴講学生については、授業担当教員からのTSUBAMEの講義利用についての申請が必要になります。詳細は個別ページをご覧ください。
医歯学系
理工学系ポータルからの利用申請はできませんので、フォームでのアカウント作成申請が必要です。詳細は個別ページをご覧ください。
理工学系 アクセスカードを持つ方
「理工学系 アクセスカード」を持っている研究者のうち、特定の身分を持つ方は、東京科学大学の教職員・学生と同等の課金優遇を受けることができます。
なお、課金は学内者と同等の優遇をうけることはできますが、ほとんどの商用アプリケーションはライセンス上の制約で利用できない点はご注意ください。
課金優遇対象の身分を持たない場合、アクセスカードに基づくアカウントは発行されませんので、2. 以降の一般向け利用制度の利用をご検討ください。
- 課金優遇対象の身分を持つ(=利用できる)かどうか確認
- 理工学系アクセスカードを取得していなければ取得する
- 理工学系ポータルにログイン
- (未実施の場合) リソースメニューの「姓名読み登録」を実施する
- リソースメニューの「TSUBAME4 ポータル」リンクより、TSUBAME4 ポータルに移動して申請
- 必要書類を送付する (TSUBAME4 ポータルより書類の送付が求められた場合、必要書類を送付するまでアカウントは有効化されません)
アカウントの有効期限はアクセスカードの有効期限となります。
2. 助成による利用
TSUBAMEではさまざまな利用料助成を利用することができ、利用者は利用料を直接負担することなくTSUBAMEを利用することができます。現在公募中の利用制度一覧はこちら。
- 学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点 (JHPCN)
東京科学大学を含む8大学による共同利用・共同研究拠点です。毎年11-1月に翌年度公募があります。 - 革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ (HPCI)
富岳を中心とした日本の大学や研究機関の計算機システムやストレージを結ぶ共用計算環境基盤です。毎年 10月に翌年度公募があります。 - TSUBAME グランドチャレンジ大規模計算制度
スパコンTSUBAME4.0の全ノード占有利用環境を提供し、世界のトップクラスのスパコンでしか達成できない著しい成果を目的とします。毎年1-2月に公募があります。 - TSUBAME若手・女性利用者、より若い世代の利用者支援制度
- TSUBAME若手・女性利用者支援制度:若手利用者(40歳未満、含・大学院生)、及び女性利用者(年齢不問)が申請できます。1-2月と5月の年2回、公募があります。
- TSUBAME より若い世代の利用者支援制度:大学学部、高等学校、高等専門学校の在学生が申請できます。4-12月に随時募集しています。
なお、学内者向けには以下の利用料減免制度があります。1. の学内者向けアカウントを取得のうえ、それぞれのページに記載の方法で申請してください。
- 講義用ポイント付与申請
TSUBAMEの計算ノードを使用して講義を行う場合、必要なポイントを無償で付与します。 (最大50口、50,000円分まで) - JST創発的研究支援事業に基づく割引
JST創発的研究支援事業の学内採択者を対象に利用料割引を行っています。 (最大1,000口までを半額で利用)
3. 競争的資金や共同利用契約に基づいた研究による利用
東京科学大学の教職員と、科学研究費などにより公式な共同研究関係にある研究者(企業を含む) やその研究室のメンバーがTSUBAMEを利用することができます。
この方法による利用の場合、TSUBAME利用料は受け入れている東工大の教職員がその予算から支払うこととなります。
費用の負担機関が学外の場合は、4.のTSUBAME共同利用をご利用ください。
アカウント申請方法の詳細は個別ページをご覧ください。
また、東京科学大学との国際交流協定に基づく国際共同研究を行う際にもTSUBAMEを利用することができます。
詳細は個別ページをご覧ください。
4. TSUBAME共同利用による利用
TSUBAME共同利用制度に基づき、東工大以外の大学・研究期間・企業の皆様も利用することができます。
詳細は個別ページをご覧ください。
(参考) 利用者区分と所属できるグループの関係
- 学内利用者のアカウントおよび利用料を利用者の学内予算から支出するグループはTSUBAMEポータル上で利用者自身の操作で作成・管理できます
- 学外利用者のアカウントおよび利用者の学内予算に基づかないグループの管理はGSICが行います
- 申請に応じて、1つのアカウント(利用者)が複数の利用者区分を持つことがあります (例: 学内利用者 + HPCI)