MATLABのCampus-Wideライセンスの利用

2015年3月よりMathWorks社とMATLABのTAH(Total Academic Headcount)ライセンスを締結しました。2020年よりCampus-Wide Licenseに更新され、全学生および教職員が学内で無制限にMATLABおよびToolboxを利用することができます。学生および教職員用のIndividualライセンスは個人のPCおよび大学予算で購入した研究室等のPCに台数制限なしにインストールして利用することが可能です。

お知らせ

  • 2024-10-10 MathWorksアカウントのメールアドレスを2025年3月末までに @m.isct.ac.jp に変更する必要があります。手順と合わせて重要なお知らせとして掲載しました。
  • 2024-10-01 東京科学大学に所属している全員が使えるようになりました。新入生と医歯学系所属の人は旧所属のメールアドレスでの認証になります。
  • 2024-09-20 R2024bがリリースされました。
  • 2024-09-12 10月1日の東京科学大への統合後にメール認証のためのドメインが変更になる予定です。詳細は追ってお知らせいたします。
  • 2024-04-16 R2024aがリリースされています。
  • 2024-04-16 MATLABライセンスのページをリニューアルしました。

 

過去のお知らせ

 

重要なお知らせ

@m.titech.ac.jp または @tmd.ac.jp のメールアドレスで利用している方は2025年3月31日までにメールアドレスを @m.isct.ac.jp に変更する必要があります。まだ @m.isct.ac.jp を取得していない利用者以外は期限までに順次メールアドレスの変更作業を行ってください。

変更方法は以下の変更手順を確認してください。
 https://www.t4.gsic.titech.ac.jp/MATLAB_mail_change

 

利用可能な最新バージョン

  • R2024b (2024.09リリース)

利用できる身分

  • 東京科学大学に在籍する教職員および学部生、大学院生、研究生、研究員 (雇用関係にない研究員等で東京科学大での学術研究に従事している方も利用可能です)。利用にはScience Tokyo Gmail のメールアドレス(@m.isct.ac.jp)が必要です。
    卒業や離職により東京科学大を離れる場合にはアンインストールをお願いします。

利用目的

  • 学内での教育および学術研究
    商用および産業利用はできません。

利用できる機能 

また、オンライントレーニングも利用可能です。(外部リンク)

以下の機能については管理者がライセンスを追加する必要があるのでGSICに申請してください申請時に"その他連絡事項"欄に利用したい機能と、PolyspaceおよびRoadRunnerは個人のアカウントに付与される形になるので予めMathWorksアカウントを取得してアカウント名を記入してください。

  • MATLAB Parallel Server
  • MATLAB Web App Server
  • MATLAB Production Server
  • Polyspace
  • RoadRunner

 

利用方法

MATLABの利用にはMathWorksアカウントの作成が必要です。最初にアカウント作成を行ってください。
2024年10月現在、理工系の新入生の一部や医歯学系利用者は @m.isct.ac.jp を利用できません。 Science Tokyo Gmailアドレスを持っていない場合はドキュメント内の @m.isct.ac.jp のメールアドレス部分を @m.titech.ac.jp または @tmd.ac.jp のメールアドレスに置き換えてMathWorksアカウントを作成してください。
ただし、経過措置は2025年3月末をもって終息するため、それまでにメールアドレスを @m.isct.ac.jp に変更していただく必要があります。
詳しくは重要なお知らせのメールアドレスの変更方法を参照してください。

 

インストールに際してはシステム要件(外部リンク)もご確認ください。

 

MATLAB Onlineを利用する

インストール不要のMATLAB Onlineが利用可能です。一部利用できない機能がありますが、PCの性能に左右されず、インストールのコストがかからないメリットがあります。

 

自分のPCにインストールする

個人所有のPCまたは研究室で自身が利用するPCにインストールする場合にはこちらを参照してください。インストール台数に制限はありません。
インストール時に大量の通信が発生しますのでご注意ください。全ての製品をダウンロードした場合は24GB程度になり、インストール時のディスク容量も同様に必要となります。

 

研究室等で管理する複数台のPCにインストールする

自前でライセンスサーバを構築して管理する(LAN内で閉じた環境など)

ライセンスサーバの構築には基礎的なサーバ運用管理の知識が必要になります。外部のネットワークと切り離されておりライセンス参照ができないクローズドな環境下では他に選択肢がありませんが、学外と接続された環境では設定によってはセキュリティやライセンス契約上の重大なリスクになりますので、十分に承知した上で行ってください。そのため構築に関してはGSICでは基本的にサポートをいたしません。学内ネットワークに接続されている場合には学内向けに用意したライセンスサーバの利用もご検討ください。

学内向けのライセンスサーバ(matlab1)を参照する

学内ネットワークから参照可能なライセンスサーバを立ち上げています。学内ネットワークに接続されたPCを運用する場合はこちらの利用をご検討ください。

 

TSUBAME上のMATLABを利用する。

TSUBAMEの高速な計算資源を利用して、大規模な計算が可能です。TSUBAMEの利用には利用料金がかかります。

 

 

サポート

使い方を学ぶ


チュートリアル

 

教育革新センター

  • MATLAB相談室
    東工大生のMATLAB TAが対応する、MATLAB相談室もあります。こちらもぜひご活用ください。

 

MathWorks社による技術サポート

一部MathWorksアカウントでのログインが必要です。

 

FAQ

Q. MATLABを学外で利用することはできますか。
A.はい、学外で利用することができます。海外については3ヶ月未満であれば利用可能ですが、国によっては輸出規制法の対象となる場合があるので自己責任でご確認ください。ライセンスサーバの参照については学外からの参照ができないため、利用できません。

Q. 起動すると「MATLAB ライセンスの有効期限はあと xx 日で終了します。」とメッセージが表示されますが、何か手続きが必要でしょうか。
A. 1年契約のため、各年度末が近付くと表示されるようになりますが、次年度の契約がされライセンスが更新されると表示されなくなりますのでそのままご利用ください。個別アクティベーションをしているPCでは定期的にライセンスを確認するので自動的に更新されるはずですが、ネットワークに接続していない等で手動アクティベーションが必要になることがあります。その場合は手順に従いアクティベーションを行ってください。
https://jp.mathworks.com/help/install/ug/activate-an-installation.html

Q. 学生用ライセンスのアクティベーションキーを教えて下さい。
A. アクティベーションキーは不要になりました。現在はメールによる認証となっています。

Q. MATLABのアドオンマネージャからToolboxの追加インストールをしようとすると「制限されたダウンロードアクセス」のエラーメッセージが出てインストールができない。
A. バグによるもので、発生した場合にはMATLABのインストーラから該当Toolboxにチェックを入れて追加インストールをしてください。その際は以下に注意してください。
  https://www.mathworks.com/matlabcentral/answers/103468 
 ■ ツールボックスは、インストールされているMATLABのリリースと一致する必要があります。例: MATLAB R2017b へMATLAB R2018aのためのツールボックスをインストールすることはできません。
 ■ [インストールフォルダの指定]では、既存のMATLABインストールディレクトリを指定してください。
 ■ [インストールするプロダクトの指定]では、追加するオプション製品のみ選択してください。

Q. MATLABライセンスセンターから取得できないToolbox(MATLAB Parallel Server、RoadRunner等)を利用したい。
A. 全学利用ライセンスであるCampus-Wide Licenseでは、全てのToolboxを利用可能です。 ただし、 MATLAB Parallel Server、MATLAB Web App Server、MATLAB Production Server、RoadRunner 等は、別途、管理者による手続きが必要になります。上記利用できる機能の項目を参照してください。