10. グループディスクの管理¶
グループディスクは、グループに所属するメンバが自由に使えるストレージです。 グループ管理者及びグループディスクを操作権限を付与されたグループメンバが、ポイントを使って購入します。
グループディスクに関する操作は、「TSUBAMEグループ詳細」画面にて行います。 この画面は、サイドメニューから「所属グループ管理」を選択し、グループリスト画面の対象グループ「詳細表示」リンクを選択することで表示されます。
「TSUBAMEグループ詳細」ページ上の利用オプションメニューより、グループディスクに関する操作が行えます。
10.1. グループディスクの容量について¶
グループディスクに保存可能な容量は、その配下に保存されているファイルの絶対容量とファイル数(inode数)の両方で制限されます。
グループディスクの容量設定および保存可能なファイル数(inode数)は、利用するストレージによって異なります。
グループディスクの領域の違い、使い分け方法などについてはグループディスクをご参照ください。
領域 | PATH | グループディスクの容量設定 | 購入可能な領域 | 保存可能なファイル数(inode数) |
---|---|---|---|---|
高速ストレージ領域(SSD) | /gs/fs | 100GB単位 | 最大 3TB | 2,000,000 / 1TB |
大容量ストレージ領域(HDD) | /gs/bs | 1TB単位 | 最大 100TB | 2,000,000 / 1TB |
10.2. グループディスクの有効期間について¶
グループディスクは年度末に一度リセットされ、すべてのグループディスクは読み込みと削除のみ可能な猶予状態となります。
猶予状態は4月の中旬ごろまで維持され、猶予期間が終了すると未購入のグループディスク領域にはアクセスできなくなります。 引き続きグループディスクを使用するためには、当該年度分のグループディスクを購入する必要があります。 また、猶予期間が過ぎたグループディスクのデータについては、適宜削除されます。
10.3. グループディスクの容量設定¶
Warning
グループディスクの容量設定は、グループ管理者及び権限を付与されたグループメンバだけが行うことができます。
グループ詳細画面の利用オプションにある、グループディスクの設定ボタンより、グループディスクの容量を設定することができます。
利用オプション「グループディスク容量設定」には、グループディスクの現在の設定値と使用量が表示されます。容量を変更したいストレージの「サイズ変更」ボタンを押すと、容量変更ダイアログが表示されます。
[ 高速ストレージ領域 ]
[ 大容量ストレージ領域 ]
当月以降、当年度内の各月についての使用容量を入力し、「上記を承諾の上、変更」ボタンを押すと、当月以降の容量が変更されます。 当月の容量を変更した場合は、操作を行った直後に使用可能なグループディスクの容量が変更されます。 翌月以降についての容量を変更した場合は、当該の月の1日を迎えた時点で容量が自動的に変更されます。
ディスクの使用容量と使用期間に応じて、グループのポイントが消費されます。 容量を増やす場合には必要なポイントが消費され、容量を削減する場合には容量削減分のポイントがグループに返却されます。
ディスクの使用容量について、当月度の使用容量を削減することはできますが、未来日の容量については削減することができませんのでご注意ください。
Tips
次の場合は、グループディスクの容量設定ができません。
- 容量を追加するためのポイントが不足している
- 現在のディスク使用量が削減後の設定容量よりも超過している
また、月ごとの設定容量によっては、実際の使用量が設定容量を超える場合があります。
この状態が続いた場合はアクセス制限がかかりますのでご注意ください。
詳細についてはグループディスクの使用量超過時の対応を参照してください。
10.4. グループディスクの利用状況確認¶
グループ詳細画面の利用オプションにあるグループディスクの設定ボタンより、グループディスクの利用状況を確認することができます。
ストレージパスごとに、使用中/確保されているサイズ/inode数が確認できます。
Tips
グループディスクの容量設定は月ごとに行われるため、前月よりもストレージの確保サイズが小さい場合、使用中のサイズ/inode数が確保したサイズを超過することがあります。
この状態が続いた場合はアクセス制限がかかりますので、超過が起きていないか毎月初にご確認願います。
詳細についてはグループディスクの使用量超過時の対応を参照してください。